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障害者雇用で働くのがつらい|ADHDの私が感じた現実と続けるために選んだこと

2026 6/27
仕事
2026年6月27日
PR本記事はアフィリエイト広告(PR)を含みます。また、筆者の体験に基づく一般的な情報であり、医学的な診断や助言ではありません。

ADHDの診断が出たあと、一般雇用で働き続けることに限界を感じた。ミスが減らない、人間関係がうまくいかない、毎日が消耗戦。主治医に「障害者手帳を取って、障害者雇用で働く選択肢もある」と言われた。

「手帳を持つ」ことへの抵抗はあった。でも一般雇用で同じ失敗を繰り返すよりマシだと思って切り替えた。結果として、障害者雇用には障害者雇用の別のつらさがあった。この記事では、実際に経験して感じたリアルと、続けるために選んだことを書いていく。

目次

障害者雇用に切り替えた経緯

一般雇用で3社を経験した。どこでも同じパターンで崩れた。ケアレスミスの連発、期限を守れない、「やる気がないのか」と言われる。人間関係でも孤立して、最終的に辞める。3社目を退職した後にADHDの診断を受けた。

主治医から「精神障害者保健福祉手帳を取得して、障害者雇用枠で働く方法もある」と提案された。正直、手帳を取ることは「自分が障害者だと認めること」のように感じて抵抗があった。でも、このまま一般雇用で転職を繰り返しても結果は同じだと思った。借金も抱えていたから、安定して働ける環境が必要だった。

障害者雇用で働いて感じたリアル

給料が一般雇用より低い

障害者雇用の平均月収は約15万円前後。一般雇用と比べて大幅に下がる。「配慮してもらえるから仕方ない」と自分に言い聞かせたが、生活は楽ではない。借金の返済を抱えている身としては、収入の低さは切実な問題だった。

ただし、企業や職種によって差がある。事務職で月収18〜20万円のところもあれば、軽作業で12万円というケースもある。求人を選ぶ段階で給与条件をしっかり確認することが重要だ。

スキルが活かせない単純作業

配属された業務は、データ入力、郵便の仕分け、書類のファイリング。前職で身につけたスキルを使いたくても、「配慮」の名目で負荷の低い業務しか与えられなかった。

ADHDの場合、単調な繰り返し作業はむしろ苦手だ。刺激がないとミスが増える。「配慮」のつもりで簡単な仕事を割り当てられることが、逆にパフォーマンスを下げるケースもある。

「障害者枠」という見えない壁

同じフロアで働いていても、一般社員と「障害者枠」の間には見えない線がある。悪意があるわけではない。でも「あの人は障害者枠だから」という空気は感じた。ランチに誘われない、雑談の輪に入れない。配慮なのか排除なのか、区別がつかない。

特にADHDのように外見ではわからない障害の場合、「普通に見えるのになぜ障害者枠?」という反応をされることもある。説明するたびに消耗した。

配慮が自分に合わないこともある

「残業禁止」「電話対応免除」「1時間ごとに休憩」。提示された配慮はありがたかったが、自分が本当に必要としていたものとは違った。ADHDの場合、「短い締切で作業を区切る」「マルチタスクを避ける」「口頭指示ではなくテキストで伝える」方がはるかに効果がある。

必要な配慮を会社と擦り合わせるには、自分の障害特性を言語化して伝える力が要る。これは想像以上にエネルギーを消費する作業だった。

それでも障害者雇用で良かったこと

つらいことばかり書いたが、障害者雇用で良かったこともある。

・通院のために有給や時短を取りやすい
・残業がないから体調を管理しやすい
・「できない自分」を隠さなくていい
・急に解雇されるリスクが低い
・障害への理解がある上司に当たれば、格段に働きやすい

一般雇用で毎日パニック状態だった頃と比べれば、精神的な安定は確実に手に入った。「明日も会社に行ける」と思えること自体が、以前の自分からすれば大きな進歩だ。

求人の選び方で働きやすさは変わる

障害者雇用の求人は玉石混交だ。「法定雇用率を満たすためだけに採用する企業」と「戦力として期待して採用する企業」では天地の差がある。

求人を選ぶときに確認すべきポイントはこの4つ。

・配慮内容が具体的に書かれているか
・面談で「どんな配慮が必要か」を丁寧に聞いてくれるか
・障害者雇用の定着率を公開しているか
・キャリアアップの道(正社員登用など)があるか

自分一人で求人を探すのが難しければ、障害者雇用に特化した転職サービスを使うのが効率的だ。企業との配慮の擦り合わせも代行してくれる。

「働きたい」と思えること自体が強さだ

障害者雇用がつらいと感じている人に伝えたいのは、「つらいと思うこと」は間違っていないということだ。配慮があっても合わないものは合わない。環境が悪ければつらいのは当然だ。

でも「つらくても働きたい」と思えていること自体が、実はすごいことだと私は思う。ADHDで退職を繰り返して、借金を抱えて、それでも「次はうまくいくかもしれない」と思って求人を探す。その粘りは甘えの対極にある。

合わない職場なら辞めていい。退職の選択肢についてはADHDで仕事を辞めたい|衝動で辞める前に確認すべき5つのことに書いた。退職代行という手段もある(退職代行サービスとは?を参照)。大事なのは、次の環境を「自分に合う条件」で選ぶことだ。

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「普通の働き方」で詰んだら|就労移行支援という選択肢

私は正社員・派遣・フリーランスをひと通り経験して、どの形でも同じところで詰まった。努力が足りないのではなく、自分の特性に合わない環境で消耗していただけだった。一人で「次こそは」と転職を繰り返す前に、特性に合わせて働き方を組み直す支援を一度使ってみてほしい。多くは無料で見学・相談できる。

特性に合う働き方を相談したい人へ(無料見学・相談あり)

atGPジョブトレ 発達障害コース — 発達障害に特化した就労移行支援。ADHD・ASDの特性別に「働き続けるための型」をつくる。まず発達特化で探したい人の入口に。

Neuro Dive — AI・データサイエンスなどIT系のスキルを身につけたい人向けの就労移行支援。過集中を武器にしたい人に。

就労移行支援manaby — 在宅でITスキルを学べる。通所がしんどい・人の多い場所が苦手な人の選択肢。

※上記は広告リンクです。対象条件・費用・拠点は各公式サイトでご確認ください。就労移行支援の比較はこちらで違いを整理しています。

辞めたい・もう限界、の気持ちが先に来ている人へ

働き方を変える前に、まず気持ちのほうが限界に来ていることもある。眠れない、朝動けない、職場を思うと動悸がする。そこまで来ているなら、求人を探すより先に、利害のない第三者に話すことから始めたほうがいい。

気持ちの整理から始めたい人へ

Kimochi(オンライン心理カウンセリング) — 公認心理師にスマホから相談できる。「働けない自分はダメだ」と責めてしまう前に、まず気持ちを言葉にしたい人向け。

※上記は広告リンクです。相談料・形式は公式サイトでご確認ください。


この記事は筆者の個人的な体験に基づくものであり、医学的・心理学的な診断や、就労に関する専門的な助言を目的としたものではありません。働き方や心の不調でお悩みの方は、お住まいの自治体の障害者就業・生活支援センター、ハローワークの専門援助窓口、または法テラス(0570-078374)、よりそいホットライン(0120-279-338)などの公的窓口にもご相談ください。

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